「ifまもる®」君 安否確認・通報システム

現在地方自治体が高齢者宅に設置している「押ボタン式緊急通報システム」は何かあったらボタンを押してねと言うもので、ボタンが押されるとセンターと呼ばれる消防、或いは、高齢者福祉施設等に信号が送信せれます。

センターはこの信号を元に確認の電話を行ったり、対処行為を行います。

このシステムは1988年の厚生省による補助金制度をきっかけに全国自治体に普及しました。

このシステムの問題点は「ボタンを押す」ことにあります。

高齢者は「ボタンを押す」と迷惑を掛けると言うことで殆ど使いません。

高齢者宅の通報スイッチは箪笥の中に大事にしまってあったり、壁に掛けたままになっていると言うのが殆どです。

いざ使おうとした時、電源が入っていなかったり、壊れていたり、何年も使ったことがないので使い方が分からなかったりと言った問題が起きています。

ボタンを押さない限り信号は送信されないので、通報システムが正常に動作するかどうか知るよしもありません。昔はこれで良かったのかも知れませんが、現在では、緊急時の信頼性が非常に低い「緊急通報システム」と言えます。

また、現状の通報システムでは孤独死をなくすことができないため、地域の新聞販売所、宅急便、牛乳店、郵便局、電気・水道・ガスの検針員等の方々の協力を得て高齢者の異変を早期に発見するみまもりネットワークを作ったり、電話を毎日掛けたり、玄関前に毎日旗を立てたりと言った色々なアイデアを持ちより、地域一丸となって孤独死をなくす取り組みを行っています。

しかし、最近では見守る側も高齢者になってきているため、協力員の担い手がいなくなってきています。

これからの超高齢化社会では、間違いなくボランティア的地域支え合いの仕組みは崩壊するものと思われます。人手の掛からない、自動で安否確認ができる低価格・高信頼性の「高齢者みまもりシステム」が必要になってきています。